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第61回 古紙の回収率 NO.2

古紙の回収率2007-7-17に、「第4回 古紙の回収率」で取り上げましたが早3年が経過し資料として最新の回収率を載せるべきと考え再度取り上げました。


註:古紙の回収率とは「国内で消費された紙・板紙重量のうち製紙原料として回収された古紙重量」と(財)古紙再生促進センターでは定義しています。





1961年から現在までの古紙回収を一言で言えば、2000年までは国内製紙メーカーの古紙処理設備の増強に沿って概ね回収量が増えてきたものの、2001年以降は中国を中心とした輸出市場が急速に拡大したため、国内古紙は買い手市場から売り手市場に構造変化を遂げたといえます。
さて、前回は2006年までの統計資料に基づき今後の予想を展開いたしましたところ古紙の回収率では予想通り順調に伸び率は高まり専門誌「古紙ジャーナル」の2010年予想通り80%に近づいていますがリーマンショック後、紙の生産量の鈍化、紙・板紙国内消費量のダウンに伴い古紙回収量もリーマンショック前の2007年度は(23,325千t)伸びを示しましたが2008年(22,752千t)、2009年(21,664千t)ともに前年の回収量を下回りました。


今後の古紙回収の展望としての回収率は焼却場で燃やされている「紙ごみ」の選別及び機密文章を機密古紙として利用する動きは盛んになってきており回収率は更に伸びると思われますが量の伸びは余り期待できません。
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